韓国で欠食率や主要食品群の摂取量など国民の食習慣が新型コロナウイルス感染の流行前後で大きく変わったことが、「韓国国民の食生活の現況」報告書でわかった。
朝食欠食率は2019年の31.3%から2020年の34.6%に大きく高まった。朝食欠食率は2011年の21.4%から毎年上昇傾向だったが、新型コロナ流行を契機に大幅に上昇した。昼食欠食率も2019年の8.0%から2020年10.5%に上がった。
疾病管理庁は「新型コロナによる登校・出勤制限などによる不規則な食事が影響したものとみられる」と推定している。
サプリメントの服用する人の割合も大幅に上昇した。
2018年の49.8%から2019年の56.3%に、2020年には61.7%に急騰した。ただ、同庁は2019年にもサプリメントを服用する人の割合が大幅に上昇した点から見て、新型コロナ流行とは関係なく上昇傾向を示していると解釈している。
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