韓国のムン・ジェイン(文在寅)氏が大統領時代につくられた文書・写真・映像など主要記録物100点余りが21日から、世宗(セジョン)市大統領記録展示館で一般市民に公開されている。
行政安全省大統領記録館によると、今回展示される記録物は、5月に大統領記録館に移管された記録物の中で保護期間が指定されていない公開記録物の一部だ。
展示館では、四つの階ごとの展示テーマに合わせて、記録物が陳列されている。
まず1階の「大統領の象徴」ではムン氏の就任演説文の主要な単語を利用して、ムン氏の顔を8枚のガラスで再現したテキストアート(文字絵)が展示されている。
2階は「大統領の贈り物」で、フランシスコ・ローマ教皇からプレゼントされた「青銅オリーブの枝」、コロンビア大統領からの「ムクゲブローチ」など、首脳外交の贈り物40点余りが公開されている。
3階「大統領の空間」には、ムン氏の公式肖像画と任期初日の第1号決裁文書である「働き口委員会設置および運営方案」文書が披露されている。
最後に、4階の「大統領の役割」では、南北首脳会談宣言文と北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)総書記の芳名録のほか、大統領当選証、就任宣言文などの記録物が見られる。
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