韓国で大学入試を目指す受験生と保護者を対象にした入試コンサルティングの専門塾が増加している。一部は上限を超える教習費を受け取っており、不法営業の実態調査が急務だと指摘する声が上がっている。
教育省の調査によると、2019年に98カ所だった全国のコンサルティング塾は今年6月には31.6%増えて129カ所になっていた。その70.5%の91校はソウルに集中している。
教育支援庁は教習費などの上限を定めており、江南瑞草(カンナム・ソチョ)教育庁が昨年7月に公示した基準によると1分当たり最大5000ウォン(約550円)の教習費を受け取ることができる。
しかし、news1の取材では、著名な入試コンサルティング専門学院は1時間に50万ウォン(約5万5000円)の教習費を取っていた。1分当たり8333ウォン(約915円)だ。別の学院も1時間に55万ウォン(約6万400円)で、1時間50万ウォン以上の塾が少なくなかった。
教育省は不法入試相談や教習費の上限を超える費用を取っている塾に対して特別点検を実施する方針だ。
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