2024 年 4月 14日 (日)
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投資家を魅了…知識・教養専門のウェブトゥーン (上)

Startup Story ~~ 成功のカギ

「ノーチラス(NAUTILUS)」 イ・サンオプ代表

イ・サンオプ代表と「ノーチラス」メンバー©MONEYTODAY

事業計画書だけで10億ウォンの投資を誘致したスタートアップがある。しかも「スタートアップ生態系の怪物」たちから集めた。

そのメンバーを挙げれば次の面々になる。

・韓国最大手出前アプリ創業者「優雅な兄弟たち(Woowa Brothers)」のキム・ボンジン代表
・NAVER前代表のキム・サンホン氏
・メタバース企業「ヤナドゥ(Yanadoo)」のキム・ミンチョル合同代表
・ウェブコミックのポータルサイト「タパスメディア(Tapas Media)」のキム・チャンウォン代表
・CJグループマーケティングの前副部長シン・ビョンチョル氏

あれこれ指摘されることなく、10億ウォンという巨額の投資を受けられるスタートアップとは……。

◇「知識・教養ウェブトゥーン専門」

主人公はウェブコミックサービスを運営する「レジンエンターテインメント(Lezhin Entertainment)」共同創業者のイ・サンオプ氏が最近設立した「ノーチラス(NAUTILUS)」だ。

今月の立ち上げを目指して、知識・教養分野のウェブトゥーンを専門的にサービスするプラットフォーム「イマンベ(“これを漫画で学べ”の略語)」を開発している。

主なターゲットは20代。古代神話から星座、暗号資産(仮想通貨)、歴史……。知識・教養に該当する内容ならジャンルを問わずコンテンツを提供する。「すぐに成績がアップような知識や教養ではありません。無駄に思えても、楽しく、知って得する知識ならすべて扱うつもりです」。これがイ・サンオプ代表の持論だ。

コンテンツは、一般的なウェブトゥーンのプラットフォームのように、契約した作家によって提供される。ただ、場合によっては、制作そのものを手掛けることもあるという。

「既に、面白く、わかりやすい知識・教養コンテンツを配信しています。業界で口コミが広がり始めている作家たちとの契約も進めています。時には現役弁護士や教授、証券アナリストら専門家たちとウェブトゥーン作家をマッチングさせたいと考えています。必要ならば、独自にコンテンツを制作することもあるでしょう」

イ・サンオプ代表はこう説明した。

だからといって、単にウェブトゥーンをビューアの形で提供するだけのプラットフォームになる、というわけではない。教育とITを融合させた「エドテック(EdTech)」を多角的に取り入れる計画――だそうだ。コンテンツやプラットフォームに▽学習時間を一定周期で繰り返して長期的に記憶できるようにする▽学生が学生を教える能動学習――などの技術を組み込むという。

「“イマンベ”は単なるウェブトゥーンの提供を超え、教育効果の最大化を図りたい」。イ・サンオプ代表はこんな展望を抱いている。

©MONEYTODAY

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