韓国で、消費者がモバイルゲームで詐欺にあったり、誤って決済ボタンを押しても払い戻しができなかったりする被害が増えている。
韓国消費者院によると、デジタルゲームサービス関連の国際取引消費者相談件数は2019年に128件、2020年に150件、2021年に167件と、毎年増加する傾向がある。2021年の167件のうち、モバイルゲームサービス関連は121件で72.5％を占めている。
2019～21年の計445件の内訳は「契約取り消し・払い戻し拒否」タイプが74.4％（331件）で最多。「法定代理人の同意がない未成年者決済」33.2％（110件）▽「第3者の名義盗用決済」12.4％（41件）▽「接続不良・バグ発生などシステムエラー」10.9％（36件）▽「錯誤による決済」7.9％（26件）――などの順となった。
モバイルゲームサービス決済を取り消すためには▽アプリを購入したストア（Google Play ストア/AppleのApp Store）に要請する▽ゲーム会社に直接連絡を取る――の2種類がある。同院によると、アプリストアは韓国に支社があるため、被害が救済される可能性があるという。
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