
デートアプリで出会った複数の男性と同時に交際し、結婚を装って約4億ウォン(約4000万円)をだまし取ったとして、京畿道・議政府(キョンギド・ウィジョンブ)警察署は、40代の女を詐欺容疑で検察に送致した。韓国メディアnews1が24日に報じた。
女は2019年11月ごろ、デートアプリを通じて知り合った50代男性に「結婚して一緒に暮らす家の契約金が必要だ」言って、5800万ウォン(約580万円)をだまし取った疑いが持たれている。その後、女は姿を消していた。
警察の調べによると、女はだまし取った金を当時事実婚状態だった別の男性の口座に送金していた。
被害に遭った男性から通報を受けた警察が女を検挙したところ、大田(テジョン)地方警察庁や華城市(ファソンシ)警察署などにこの女に対する詐欺容疑の被害届が提出されており、既に指名手配中だったことが分かった。
これまでに確認された被害者は3人で、被害総額は約4億ウォン(約4000万円)に上る。
警察は、女が失跡後も複数の男性と交際・同棲を繰り返す手口で金を詐取していたとみている。取り調べに対し、女は「生活費などを調達するためだった」と供述しているという。
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