2024 年 12月 31日 (火)
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年末も続く韓国食品業界の値上げ

ソウル・明洞の飲食店街(c)news1

韓国で今年の食品業界最大の話題だった「値上げ」が年末まで続いている。ハンバーガーやピザ、チキンなどの外食物価をはじめ、酒類、食材などどれか一つを挙げるのが難しいほど、業界全般で値上げの動きがあった。

食品業者らは「原材料・副材料価格が上がってもあまりにも上がった」と口をそろえる。今年はロシアのウクライナ侵攻の余波で食用油と小麦価格が急騰するなど原・副材料価格が急騰し、物流費と人件費上昇、ウォン安が長期間続いたことも負担になった。

東西食品は今月15日にインスタントコーヒーとコーヒーミックス製品の価格を平均9.8%引き上げる。東西食品のコーヒー製品出庫価格の引き上げは今年1月に続き2回目だ。

マキシムオリジナル(170グラム)は6090ウォンから6680ウォンに、マキシムモカゴールドコーヒーミックス(1.2キログラム)は1万2140ウォンから1万3330ウォンに、マキシムカヌーアメリカーノ(90グラム)は1万5720ウォンから1万7260ウォンに値上げする。

食料品の価格も引き下げられる。

オットギは「オットギ香ばしいごま油(55ミリリットル)コンビニの販売価格を3200ウォンから3600ウォンにした。「オットギの濃いトマトケチャップ(300グラム)」は2300ウォンから2650ウォンに、「オットギのゴールドマヨネーズ(300グラム)」は9%値上がりした。特にゴールドマヨネーズは7月3800ウォンから4200ウォンに上がって以来、5カ月で再び値上げした。

CJ第一製糖もごま油(160ミリリットル)の価格を20%、リンゴ酢(500ミリリットル)26.7%、料理酒は6.1%ずつ引き上げた。

1年を通して困難を経験し、一部の業者は年に2~3回値上げを断行したりもした。コーヒービーンコリアとドミノピザ、バーガーキング、KFC、ロッテリアなど外食業者は今年だけで2回以上値上げしている。

(c)news1

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