韓国光州(クァンジュ)市で最悪の日照りが続いて、市民が節水に取り組んでいるなか、通信網のミスで浄水場のバルブが閉まり、家庭に届けられる水道水数万トン余りが溢れ出るという事故が起きた。
事故を収拾する過程では南区(ナムグ)と光山区(クァンサング)の一部地域で水が出なくなり、地域住民20万人余りが断水被害を受けたりもした。
12日午前3時30分ごろ、光州市南区(ナムグ)徳南(トクナム)浄水場の上水道送水管排水弁が故障しロックされた。バルブが閉まったせいで水が排水できず、ついに浄水場の外にあふれ出た。このため、周辺の片道1車線が浸水した。
浄水場の容量を約26万トンと見積もるならば、流出した水道水の量は数万トンに上ると推定される。ロックされたバルブが数時間開かず、同午後1時からは徳南浄水場から水を供給される地域に給水が中断された。
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