韓国のユン・ソンニョル（尹錫悦）次期政権の首相候補にハン・ドクス（韓悳洙）氏が指名され、ハン氏を中心に今週から閣僚人選の「パズル」が本格化するとみられる。
現行の政権引き継ぎ委員会法によると、首相指名者は閣僚候補選任の決定権を持つ。ハン氏は人選に積極的である点が伝えられており、次期政権の初の内閣リストも近く完成する可能性がありそうだ。ハン氏は3日の首相候補指名後、記者団に対して「ユン氏の言葉通り、組閣はあまり遅くならないようにする」と明らかにした。
ユン、ハン両氏に近い関係者によると、閣僚候補者に対する検証は既に候補者から同意を受け、進行中という。ハン氏も「18省庁の閣僚すべてを検証したのか」という質問に「まだ準備ができていない方もいるが、大部分の方とは一度話をした」と答えた。
次期大統領のキム・ウネ（金恩慧）報道官も「経済副首相を含めて閣僚指名はできるだけ4月中旬、国会聴聞期限を勘案すれば15日以前に発表できるようにする」と明らかにした。
©NEWSIS
