2024 年 7月 14日 (日)
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尹錫悦氏、「ナチス」持ち出し政権叩き

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韓国の保守系野党「国民の力」大統領候補、ユン・ソンヨル(尹錫悦)前検察総長が、与党「共に民主党」大統領候補のイ・ジェミョン(李在明)氏のバッシングにやっきになっている。ムン・ジェイン(文在寅)大統領に対しても、いっそう強い表現を使っている。

ユン氏は17日、フェイスブックで「ムン政権の国政運営の本質は宣伝だ。宣伝は物事を誇張する。その誇張は時に、宣伝を受け入れる人だけでなく、宣伝をする人までだます」と主張した。

この文章でユン氏は、ムン大統領のオーストラリアへの国賓訪問について「急を要する外交事案もないのに平然とオーストラリアまで行ってSNSにシドニーのオペラハウスで撮った自撮写真を載せた」と批判。新型コロナウイルスの防疫対策失敗の原因として「支持率の管理にだけ気を使うムン大統領の悪い政治」と指摘したうえ「国民が死んでいく状況で、そんなことをするのは大問題」と厳しく非難した。この際、ユン氏は、ナチス・ドイツで宣伝扇動に関わった政治家ゲッベルスに言及もした。

ネクストリサーチの世論調査(今月14~15日、成人男女1016人対象)では、イ氏が35.4%、ユン氏33.3%と、イ氏が誤差の範囲内でリードしている。過去の調査でも、支持率でユン氏下落、イ氏上昇の傾向が顕著になっている。

ある政治評論家は「ユン氏がこれほどまでムン政権を集中的に批判したのは、政権交代の世論がそれだけ高く、政権交代の正当性だけを主張すれば政権を取れると考えたためだ」と指摘し、「だがイ氏が攻め上がり、政権交代論一本では当選は難しいという判断もあっただろう」とみる。

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