2024 年 12月 27日 (金)

[尹錫悦当選] 関連銘柄急騰

10日午後、ソウル・汝矣島の国会図書館で開かれた「国民の力」大統領選挙対策本部の解団式で、中央選挙管理委員会から受け取った当選証書を手に記念撮影に臨むユン・ソンヨル(尹錫悦)氏©news1

韓国大統領選でユン・ソンヨル(尹錫悦)氏が当選したことで、韓国総合株価指数(KOSPI)市場ではいわゆる“ユン・ソンヨルテーマ株”と呼ばれる銘柄が急騰した。

韓国取引所によると、「ユン・ソンヨル・テーマ株」と呼ばれるサムブ(三扶)土建は前日比で650ウォン(29.89%)急騰した2825ウォンを記録し、ストップ高で取引を終えた。サムブは、チョ・ナムウク(趙南旭)元会長とユン氏との関係が浮き彫りになり、「ユン・ソンヨルテーマ株」に分類されてきた。

ユン氏が公約として掲げた政策により、建設業や旅行、航空など、リオープニング(景気再開)業種も強気を見せた。

建設代表株のサムスン物産は前日より7000ウォン(6.48%)高い11万5000ウォンで取引を終えた。今年1月14日以来、2カ月ぶりのことだ。光州(クァンジュ)の新築マンション崩壊事故で株価下落幅が大きかったHDC現代産業開発も8.26%上昇し、現代建設(8.94%)、GS建設(8.18%)なども大幅上昇した。

建設株の上昇は、ユン氏の公約による期待感とみられる。ユン氏は任期内に250万戸の住宅供給を提示し、民間主導200万戸、民間分譲48%を公約に掲げた。

ユン氏が新型コロナウイルス感染と関連した大半の防疫措置を解除し、飲食店やカフェなどの24時間営業を認めるなど防疫規制の緩和が予想される。これを受け、旅行や航空、サービスなどのリオープニングも同様に強気を見せた。

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