韓国のユン・ソンニョル（尹錫悦）大統領の支持率が30％台に回復している。世論調査機関リアルメーターが16～19日、ユン大統領の国政運営に対する評価を調査した結果、肯定は32.2％、否定は65.8％だった。15日の光復節記念演説と就任100日の記者懇談会などを通じて、国政運営に変化の意志を表わしたことが支持率回復の要因になっているようだ。
肯定は前週から1.8ポイント上昇で、2週連続で小幅上昇している。否定は1.4％ポイント低くなった。
今回の調査は、ユン大統領の支持層が戻ってきているシグナルとも読める。地域的には、釜山・慶南（6.9ポイント↑）、仁川・京畿（3.0ポイント↑）、また年齢別では、60代（6.8ポイント↑）、70代以上（2.5ポイント↑）で肯定評価が上がった。「国民の力」支持層（2.8ポイント↑）と中道層（3.9ポイント↑）でも支持率が回復している。
リアルメーターのペ・チョルホ首席専門委員は「本格的な回復傾向なのかどうか、1～2週間さらに見守らなければならない。短期的には底を打ったことを確認するものと評価される」と話している。
国民の力の支持率も前週比1.8ポイント上昇し、37.6％だった。「共に民主党」の支持率は先週より2.7ポイント低くなった44.4％だ。正義党は0.8ポイント上昇し4.2％、 無党派層は0.1ポイント増加した11.9％と調査された。
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