2024 年 12月 9日 (月)
ホーム社会宝くじ「1億円当選」妻に内緒、友人に多額貸与…韓国・家庭内トラブルに

宝くじ「1億円当選」妻に内緒、友人に多額貸与…韓国・家庭内トラブルに

(c)MONEYTODAY

夫婦間で縁起の良い夢を見て宝くじを買った結果、実際に10億ウォン(約1億1000万円)が当選し、その後に夫婦間の葛藤が起きた。こんな話が韓国のJTBC番組「事件班長」で4日伝えられた。

それによると、通報者の女性は、夫が「節約家」であることに感謝する一方、ケチなところに少々不満を抱いているという。ある日、女性は「黄金のリンゴの木を見つける」という縁起の良い夢を見た。これに触発された夫が1000ウォン(約110円)でその夢を買い取り、即席で購入した宝くじに当選。1等賞金10億ウォンを獲得した。

当選後、夫は両親を含む家族にも秘密にし、生活費の支出をさらに引き締めた。また、子どもの学費さえもローンで賄うように促し、女性が「せめてバッグを買いたい」との願いにも「老後の資金だから」として拒んだ。

ところが、女性はある日、偶然にも夫の友人から「急場を凌げて感謝している」との言葉を聞き、夫が友人に2億ウォン(約2200万円)を貸していたことを知った。友人は結婚前の苦しい時期に夫を助けた人物であり、女性は理解を示しつつも、心中複雑で、これが夫婦喧嘩に発展した。

女性が不満をぶつけると、夫は「夫婦間での宝くじの当選金は触れてはならない」と言い切った。

この件について、心理学の専門家は「妻を軽視して友人を優先する夫の行動は誤った選択だ」と批判した。

一方、法律の専門家は「当選金は法律上、夫の財産に該当するため、離婚時に財産分与の対象にはならない。夢を通じて当選に至った経緯があるものの、現行の判例では夫の財産とされる」と解説した。

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