2024 年 7月 27日 (土)
ホーム社会宅配労組、今度は昆池岩メガハブの道を防ぐ

宅配労組、今度は昆池岩メガハブの道を防ぐ

全国民主労働組合総連盟と全国宅配労働組合の組合員120人余りがCJ大韓通運昆池岩ハブへの入り口を塞ぎ、幹線車両100台余りの出入りを防いでいる(読者提供)©news1

韓国の全国民主労働組合総連盟(民主労総)と全国宅配労働組合(宅配労組)が22日、国内最大物流ターミナルであるCJ大韓通運・昆池岩(コンジアム)メガハブターミナルへの進入を試み、配送車両の通行を妨害していることが確認された。CJ大韓通運はこれについて「国民に対する脅威」と一喝した。

CJ大韓通運によると、22日午前7時から宅配組合員120人余りが昆池岩メガハブの入り口を塞いで幹線車両100台余りの出入りを阻んだ。組合員らは「ターミナルに入らせれば、車両を通行させる」と主張しているという。

CJ大韓通運側の保安人員と警察が出動し、宅配労組と対峙している。宅配労組は今月18日にも、昆池岩メガハブへの進入を試みて出動した警察と衝突した。

昆池岩メガハブターミナルは、アジア最大規模のターミナルで、1日約250万個の宅配を処理している。同施設が占拠されれば、物流の混乱は避けられない。

宅配業界関係者は「労組のターミナル進入の試みは国民のすべての宅配を人質に取ろうとする一種の脅威。ハブターミナルを占拠されれば、韓国の物流システムがマヒする恐れがある」と危惧している。

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