2024 年 10月 5日 (土)
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大手の韓流芸能事務所、「亡くなった歌手の声」再現したスタートアップ買収

HYBE社屋(c)news1

韓国の総合エンターテインメント企業「ハイブ(HYBE)」が人工知能(AI)オーディオ企業のスーパートーンを買収した。中長期成長戦略として提示したことのある音楽産業と技術の融合に向けた歩みだ。

ハイブは1月31日、スーパートーンに450億ウォン(1ウォン=約0.1円)を投資し、計56.1%の持分を確保したと明らかにした。ハイブは2021年、スーパートーンに40億ウォンを投資して18.2%の持分を初めて取得し、今回の追加投資で持分を過半数まで増やすことになった。

スーパートーンのAIオーディオ技術は、声を構成する多様な要素を組み合わせる方式で、無限に近い声を生成することができる。
AI技術をベースに生成した声は歌や演技に活用でき、リアルタイムで具現化することが可能な段階だと会社側は説明している。スーパートーンはAIオーディオ技術関連知識財産権(IP)はもちろん、研究開発(R&D)のための研究所と独自のスタジオを保有している。

スーパートーンは昨年、釜山国際映画祭で「AIボイスが革新する映画産業の未来」というテーマでの発表を通じて、AIオーディオ技術ベースの創作事例と革新技術を披露し高い評価を受けた。これに先立ち、歌手キム・グァンソクとキム・ヒョンシク、ユ・ジェハ、イム・ユンテク、タートルマン(いずれも故人)らの声を再現した。

(c)MONEYTODAY

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