2024 年 7月 27日 (土)
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変わるデジタルニュースの利用版図…ポータル↓YouTube↑

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韓国のデジタルニュース利用の版図が変化している。ソーシャルメディア、特にYouTubeを使ったニュース消費が目立っている。

韓国言論振興財団と英国ロイタージャーナリズム研究所がこのほど公開した「デジタルニュースレポート2022」によると、ポータル検索エンジン・ニュース収集サービスを通じた国内ニュースの利用は2017年77%から2022年69%までに減少した。逆に、ソーシャルメディアニュースの利用は同期間9%から15%に増加した。

韓国言論振興財団のチェ・ジンホ研究委員は「このような結果はいわゆる脱ポータル、関連した法・政策、報道機関のデジタルニュース有料化と独自疎通戦略の樹立において重要な参照になるだろう」と説明した。

今回の調査は、韓国言論振興財団とロイタージャーナリズム研究所が英国調査会社YouGovに依頼し、46カ国を対象に1月11日~2月21日に実施した。

ニュースの利用者が1週間、ニュース検索、読み取り、閲覧、共有、討論のために利用したソーシャルメディアプラットフォームを調査した結果、韓国で最も多く利用されているのはYouTubeだった。46カ国の平均ではFacebookが最も多く利用されていることがわかった。

韓国の利用者の場合、YouTube(44%)、カカオトーク(24%)、Facebook(14%)、Instagram(11%)、Twitterー(6%)の順だった。46カ国の平均はFacebook(44%)、YouTube(30%)、WhatsApp(22%)、Instagram(17%)、Twitter(13%)、FacebookのMessenger(11%)の順だった。

この7年間、YouTubeとFacebookクを通じたニュース利用の変化の過程も調査した。

韓国の場合、2016年にはYouTube(16%)よりFacebook(24%)を通じたニュースの利用率が高かった。2017年からはYouTubeを通じたニュース利用が急激に増え、毎年増加していることがわかった。逆に、Facebookは2017年を頂点に減少傾向が続いている。

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