
韓国の人気司会者ユ・ジェソクが、文化体育観光相への国民推薦に名前が挙がったことについて、謙遜しつつ「誰にでも務まるものではない」と否定的な態度を示した。
6月29日放送のSBSバラエティ番組「ランニングマン」で、イ・ジェミョン(李在明)政権が導入した「高位職国民推薦制」の一環として、ユ・ジェソクが文化体育観光相に国民から推薦された件が話題に上った。
共演者のキム・ジョングクが「ニュースで見たけど、兄さんが閣僚に推薦されたらしい」と話を振ると、ユ・ジェソクは「国民の推薦を受けたそうだ」と、自分でもその事実を把握していることを明かした。
さらにヤン・セチャンが「兄さん、閣僚になるの? よろしく頼むよ」と冗談めかして茶化した。
これに対しユ・ジェソクは、「誤解なきように」と念を押しつつ、「誰にでもできることではない」と苦笑しながら否定した。
「高位職国民推薦制」は、閣僚・次官級や公共機関長などの高官人事を国民が推薦する制度である。文化体育観光相候補としては、ユ・ジェソクに加え、映画監督のポン・ジュノ、歌手で俳優のIUらの名前が挙がっている。
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