ソウル東部地裁はこのほど、吠えながらかかってきた犬の飼い主に暴力を振るってけがをさせるなどしたとして暴行致傷などの罪に問われた夫婦に罰金刑を言い渡した。夫は罰金150万ウォン(約16万5000円)、妻は罰金30万ウォン(約3万3000円)だ。
判決によると、夫は昨年3月6日、ソウル市松坡区(ソンパグ)の路上で、妻に吠えながら飛びかかった犬を蹴飛ばし、飼い主の胸ぐらをつかんで倒そうとするなどの暴行を加え、飼い主の家族にけがをさせた。妻も相手の髪を引っ張った。
裁判所は「子犬が被告にほえかかったのが事件の原因であり、傷害の程度もそれほど重くないことなどを考慮した」と述べた。
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