韓国の医師が作った医療知識プラットフォーム「部屋の隅の医師たち」が、自身や子供の健康に悩んでいる女性のためのプラットフォームとして位置づけられている。今年7月、アプリケーション発売後の質疑応答で、約40%が女性医学と小児・青少年に関連していたという。
「部屋の隅の医師たち」は女性医学、小児青少年科、外科・胸部外科、神経外科、健康・栄養、整形外科、泌尿器科、救急医学、耳鼻咽喉科といった10分野に関する質問に答えてくれる。ユーザーが性別、年齢、身長、体重、疾病状態などとともに、2000字以内で質問をすれば、医師が直接答えてくれるシステムだ。
「部屋の隅の医師たち」は忠北(チュンブク)大医科大学出身のキム・テジン代表が設立した。キム代表は医大卒業後、軍医生活をしながら「部屋の隅の医師たち」の創業を考えたという。
キム代表は「患者が病院を訪れると、診療時間が3分しかない。医師が短い時間で問診、検査、診断、処方をしなければならないため、患者は気になることを聞きにくく、結局、患者はインターネットで情報を取得する場合が多い」と指摘する。
同じ症状や検査結果でも、年齢や性別、随伴症状、薬物服用歴など、さまざまな情報を総合して判断する必要がある。それゆえ「各項目について断片的な内容で検索すれば、全く誤った解釈になりかねない。こう考えて『部屋の隅の医師たち』を立ち上げることにした」そうだ。
キム代表は「部屋の隅の医師たち」創業のために自らコーディング言語を学んだ後、モバイルアプリを開発した。昨年12月からアプリ開発を始め、今年7月、グーグルプレイに「部屋の隅の医師たち」を発表している。
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