2024 年 7月 19日 (金)
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北朝鮮の贈り物「豊山犬」、文前大統領が飼育できるよう法改正

(韓国大統領府提供)©news1

韓国で早ければ来月から、大統領に贈られた動・植物が、機関でなく個人でも委託管理できるようになる。その際、政府が予算も支援する。

ムン・ジェイン(文在寅)氏が大統領時代に北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)総書記からプレゼントされ、ヤンサン(梁山)の私邸で飼っている豊山犬を政府が譲り受け、一般に譲り渡すことができるようになる。

関係当局によると、行政安全省はこうした内容の含まれた「大統領記録物管理に関する法律」(大統領記録物法)の施行令改正案を検討している。

これはムン氏が在任時代、キム総書記から贈られ、大統領府で育ててきた豊山犬「コミ」と「ソンガンイ」の去就問題が発端となった。

キム総書記は2018年の第3回南北首脳会談で、当時のムン大統領に豊山犬2匹をプレゼントすると約束し、1週間後に板門店を通じて韓国側に引き渡された。その後、ムン氏は「コミ」「ソンガンイ」と名付け大統領府で育てた。

現行法上、大統領が国家元首格から受け取った贈り物は「大統領記録物」に分類される。その所有権は国家にあり、大統領記録館に移管され管理される。プレゼントが動・植物の場合、大統領記録館ではなく大統領記録物生産機関から、他の機関に移管して管理する。これまでは個人への移管は不可能だった。

大統領記録物生産機関が他の機関に移管できず、大統領記録館に移った時には委託または管理支援の根拠が全くない。ムン氏は退任を控え、「コミ」と「ソンガンイ」を移管する動物園などの機関を調べる必要があり、動物福祉が社会的関心事に浮上した。

ユン・ソンニョル(尹錫悦)現大統領に引き継ぐ案などが取り上げられたが、ユン氏は

「私に下さればしっかり育てるが、動物を扱う際、人間を中心に考えてはいけない。たとえ首脳間での贈り物であっても、それまで育てていた主人が引き受ける必要がある」と話し、2匹は結局、ムン氏とともに私邸に行くことができた。

行安省関係者は「大統領に贈られた動・植物の効率的管理のためには、保存環境を備えたところに委託する必要があると判断した。大統領記録館は動・植物の保管・管理の専門性がない。現在は大統領記録物生産機関に移管できず、大統領記録館に移ってきた場合、対策が全くない状況」と述べた。

政府は各界の意見を収集した後、次官会議と閣議を経て来月中に施行する目標という。

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