2024 年 7月 27日 (土)
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北朝鮮が日本海に弾道ミサイルか…今年6回目

過去の北朝鮮のミサイル発射を伝えるニュース映像©NEWSIS

韓国軍合同参謀本部は27日午前8時5分、担当記者団に送った携帯メールで、北朝鮮が咸鏡南道(ハムギョンナムド)咸興(ハムン)一帯から日本海に向けて短距離弾道ミサイルと推定される飛翔体2発を発射したと明らかにした。北朝鮮のミサイル発射は今年で6回目。共同通信は日本政府関係者の話として「日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下したとみられる」と伝えた。

北朝鮮は今月5日と11日に「極超音速ミサイル」の試験発射▽14日には鉄道機動ミサイル連隊射撃訓練(短距離弾道ミサイル「KN23」)▽17日には戦術誘導弾検収射撃試験(短距離弾道ミサイル「KN24」)――をそれぞれ実施。25日には巡航ミサイルを発射している。

北朝鮮の弾道ミサイル発射は、国連安全保障理事会決議違反だが、巡航ミサイルは例外だ。巡航ミサイルは一般に、弾道ミサイルに比べて速度が遅く、破壊力が弱い。北朝鮮側は25日の巡航ミサイル発射についてはまだ言及しておらず、誇示するだけの成果がなかったのではないかという推測も出ている。

合同参謀本部は弾道ミサイルを探知した場合、メディアに迅速に伝える。同本部は「現在、韓国軍は追加発射に備え、関連する動向を追跡監視しながら態勢を維持している」と明らかにした。

北朝鮮は20日付の朝鮮労働党機関紙・労働新聞などの報道を通じて、核実験および大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射猶予(モラトリアム)撤回の可能性を示唆している。

©NEWSIS、news1

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