2025 年 8月 11日 (月)
ホーム社会入居開始から1年もたたないのに…ソウル・大規模マンション群で壁の亀裂とトイレの悪臭

入居開始から1年もたたないのに…ソウル・大規模マンション群で壁の亀裂とトイレの悪臭

2024年11月27日、再開発された「Olympic Park Foreon」(c)news1

ソウル市江東区遁村洞の大規模マンション群「Olympic Park Foreon」で、壁の亀裂に続き、今度はトイレからの悪臭問題が発生し、再び品質に対する不満が噴出している。入居開始から1年も経たずして発生した一連の不具合に対し、2022年に6カ月間の工事中断を経験した影響ではないかとの指摘も出ている。

再開発業界によると、マンションの複数世帯から「トイレから悪臭がする」との苦情が相次いでおり、生活支援センターが7月末に公式通知を出して補修受付を開始した。

通知によれば、悪臭の主な原因は▽規格外の整心フランジ(ゴム製接続パッキン)の使用▽配管接続部の脱落▽製品の破損や密着不良――など、施工資材および施工過程の問題とされている。実際に公開された写真では、フランジ部分の固定不良や水漏れの跡が確認された。

入居者たちはこれを「明らかな施工ミス」と受け止めている。ある住民は「トイレの悪臭のせいで友人を家に呼ぶのもためらわれる」と話し、これは一部棟の問題ではなくマンション群全体で同様の苦情が出ているという。

今回の悪臭問題以前にも、ここでは高層階の共用廊下の壁に水平方向の長い亀裂が確認され、安全性への懸念が浮上していた。中には窓ガラス付近まで亀裂が及ぶ異例の事例もあった。入居者が撮影し、オンラインコミュニティに投稿したことで論争が拡大した。

(c)MONEYTODAY

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