入国前の新型コロナウイルス感染の検査廃止と、一部国家を対象とした一時的なノービザ入国により、韓国を訪れる外国人観光客数が急速に回復している。
韓国観光公社が発表した韓国観光統計資料によると、9月に韓国を訪問した外来客数は33万7638人で、前年(8万9800人)比276%、8月(31万945人)比8.5%増えた。
国別では米国が6万435人で最も多い観光客数を記録し、これに中国(2万9531人)、日本(2万7560人)、ベトナム(2万2784人)、フィリピン(1万8181人)が続いた。
韓国政府は6月の入国者隔離義務の解除に続き、9月3日、入国前の新型コロナ検査を廃止した。これにより、米国、ドイツ、フランス、ロシア、英国など欧米地域は前年同月比248.1%増加した。
観光客の割合が高く、4桁の増加傾向を見せた国・地域はシンガポール(7406%)、日本(2313%)、台湾(1449%)だった。
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