ソウル市瑞草区(ソチョグ)の小学校教師が、保護者から自身の携帯電話にかかってきた数十本の電話に苦しみ、自殺していたことがわかった。ソウル教師労組がこのほど、同僚教師からの情報として明らかにした。
それによると、亡くなった教師は「ある保護者がどこからか自分の携帯電話番号を入手し、数十本の電話をしてきて大変だ」という趣旨の話を同僚教師にしていた。「鳥肌が立つ。休みになったら携帯電話を変えなければならない」とも話したという。
同僚教師らによると、自殺した教師が受け持つクラスで先週、ある児童が別の児童の額に鉛筆を強く押し付けるなどの出来事があった。被害児童の親が職員室に押しかけ、この教師に「教える資格がない」「子どもたちのケアをどうするのか」と強く抗議していたという。
電話を受けるようになったのは、このあとだという。
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