2024 年 7月 25日 (木)
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何か不自然……韓国・議員活動を中断せずに兵役は可能なのか

ソウル市江西区議会のキム・ミンソク国民の力議員(c)news1

ソウル市江西(カンソ)区のキム・ミンソク区議=与党「国民の力」=が2月24日から、区議の身分のまま同市陽川(ヤンチョン)区施設管理公団で「社会服務要員」(兵役の代わりに公共機関などで働くこと)として勤め始めた。兵務庁は「兼職不可」としたが、キム区議は法的判断を待つ姿勢を見せている。

キム区議は満30歳で、昨年6月の地方選挙で当選した後、兵務庁の身体検査で4級判定を受けた。4級は医学的に現役の兵役服務が不可能との判定で、代替服務として補充役や社会服務要員を務めることになる。

キム区議は自身のフェイスブックで「(椎間板ヘルニアのため)これまで兵務庁で再検査が必要な7級の判定を受け、選挙の時期まで変更されたことはない」「その後の再検査で4級判定とともに召集訓練免除判定を受けた」と説明している。

社会服務要員管理規定27条によると、社会服務要員は政治活動ができないため、キム区議は代替服務に先立って離党して無所属で区議を続けることを決めた。

一方、同規定28条は公益目的の活動は服務機関長の許可を受ければ兼職できると定めており、キム議員は陽川区施設管理公団から兼職許可を受けた。ところが、法令上兼職が可能か問い合わせを受けた兵務庁が2月27日に兼職解除を通知した。

野党「共に民主党」ソウル市党は、キム区議の議員辞職▽キム議員を公認した国民の力の謝罪――を要求している。同26日にコメントを出して「現役政治家の身分を維持したまま兵役代替服務に入るのは、憲政史上初のこと」と批判した。

これに対し、キム議員は「一般人は軍休職制度を活用して入隊するが、私の場合そのような制度が用意されていない。今回の事案は、政党に関係なく20~30代の職業政治家の誰もが対象になり得る。憲法訴願などを通じて明確な法的解釈を受ける」と話した。

(c)news1

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