韓国のベテラン俳優パン・ムンソプが最近放送されたMBN「特ダネ世界」に出演し、5年前に事業に失敗して全財産16億ウォン(約1億7600万円)を失い、コンテナボックスで生活していることを明らかにした。
パン・ムンソプは「カルグクス店やアクセサリー販売など、いろんな事業に手をつけたが、全てだめになり、約16億ウォンの負債を抱えた。借金で苦しんだ」と打ち明けた。
離婚するなど家族がばらばらになったことについては「事業に失敗して全てが嫌になった。演技も何もかもだ。失意に陥って家族の面倒を見なくなり、疎遠になった」と説明した。
家を出たパン・ムンソプは樹木葬にした母親の墓のそばに5坪余りのコンテナボックスを用意し、生活保護を受けて暮らし始めた。コンテナの中には炊事道具をはじめ生活用品が一通りそろっているといい「生活に不便はない」と話した。
パン・ムンソプは母親を思い浮かべて涙を流し「親不孝だった。でも、母親が望む通り、元気に一生懸命頑張って生きていく」と語った。
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