2024 年 5月 21日 (火)
ホームライフスタイルトラベル予約30倍↑…MZ世代、パッケージ旅行に殺到した理由は「旅ライブ」 (下)

予約30倍↑…MZ世代、パッケージ旅行に殺到した理由は「旅ライブ」 (下)

9月14日、仁川国際空港第2旅客ターミナルの様子©news1

◇ビールブランドとコラボ?

ハナツアーは、コンビニや通信会社、酒類販売業など異業種と提携し、MZ世代への接触を試みている。5月には、コンビニCUを運営するBGFリテールと業務提携を結び、独自の企画旅行のコンセプトに合わせた飲み物やデザート、おつまみ類の計5種を共同で企画、販売した。

6月からは、SKテレコムとも提携し、T宇宙の購読パッケージ商品「宇宙パスALL」生活・ショッピングカテゴリーで旅行購読サービスを開始した。

8月には、大手酒造メーカー「ハイト真露」と提携し、旅行マーケティングを展開した。「清浄自然」、「清浄休養」、「清浄ゴルフ」の3つのコンセプトの清浄旅行商品12個を選んで企画展を実施。★ハナツアーとビール商品「テラ」との企画パック旅行の発売に合わせ、オーストラリア・ペア旅行券などの景品を準備した。

◇MZパッケージ予約、30倍増加

「黄色風船」の1~9月のパッケージ旅行の予約状況を年齢別に見ると、新型コロナウイルス感染拡大以前の2019年には20~40代が17%に過ぎなかったが、2022年には37%に増加した。「モドゥツアー」も2019年7月まで21%だった20~30代が、35%まで増加した。

「キョウォンツアー」の旅行パックMZPICKは、5月に発売されて以降、販売量が約30倍に増えた。売上金額で見ると、5月には旅行商品全体の1%未満だったが、9月には4%にまで増えた。

一方、MZ世代によるパッケージ旅行への関心の高まりは、一時的な現象にとどまるという声も少なくない。新型コロナウイルス感染拡大で、出入国手続きが複雑になり、これを代行する旅行会社の役割が大きくなったため、人気が出たとの見方だ。

ある旅行会社関係者は「20~30代のパッケージの予約が増えたのは事実。地域別に見ると、パッケージの団体旅行客のみに入国を許可した日本に予約が偏っている」と分析。「来月11日から、日本のビザなし入国が可能になり、MZ世代のパッケージ旅行の予約率が下がるだろう」と予測する。続いて「それでも旅行会社はMZ世代を潜在的顧客と見ており、彼らを引きつける異色で明確なテーマを持つ商品の開発に力を入れている」と語った。

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