2024 年 2月 26日 (月)
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中国指導部の重要会議、報道はたった114文字

習近平中国国家主席(写真=ブルームバーグ)©MONEYTODAY

新型コロナウイルス防疫政策の維持や景気減速、ロシアのウクライナ侵攻への立場など、グローバル投資家らの中国政府への関心が高まっている。だが、最近開催された中国共産党政治局会議の発表文は、習近平国家主席の任期内で最も短い114文字だけ。投資家たちの関心を引き付けている。

米ブルームバーグ通信は31日、中国共産党政治局会議が28日開催され、その結果が発表されたと報じた。発表文は、習主席在任中に開催された政治局会議の中で最も短く、具体的な討論テーマを明らかにすることもなかった。

会議出席者が東方航空旅客機墜落事故の犠牲者を哀悼した後、最近の現状について話し合ったと明らかにした。これまで開催された政治局会議では、平均1460文字に達する会議の結果が発表されたのと比べると、その差は大きい。

政治局会議は日程・討論のテーマが公開されず、会議の内容がわかりにくい。今回の会議の結果を明らかにしなかったのは、討論内容が敏感なテーマだったり、主要課題が変更されたりしていたためと推測される。

ただ、中国中央テレビなど国営メディアが、会議の内容を後日、公開する可能性も排除できない。中国は、主要政治会議の結果を数カ月後、さらに数年後に公開したこともある。

英オックスフォード大のラナ・ミッター教授(中国政治)は「不確実性が高いこの時期に、政治局は最大限の柔軟性を維持するため、公式に何かを発表することを避けている可能性がある」とみている。さらに「急速な変化に対応する判断を必要とするため、政治局は数日、数時間以内に変更する必要があるような政策において、発表して拘束されるという事態を避けようとした」との見方を示した。

政治局会議に関心が集まるのは、今年が、習主席が3選を狙う党大会が開催される敏感なタイミングであるためだ。

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