2024 年 12月 9日 (月)
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レビュー映像をアップすれば月収2000万ウォン、第4世代コマース (下)

Startup Story ~~ 成功のカギ

Indent Corporation ユン・テソク代表

©MONEYTODAY

◇スプレー、SNSを見るように購入

映像レビューで構成されたSNS形態のコマースプラットフォーム「スプレー(Spray)」は、ショッピングモールで物品を購入した実際の購買者(レビューアー)のレビューと潜在消費者をつなげる。

スプレーの映像レビューは写真やテキストでは表現しにくい躍動感、立体感を見せる一つのショートフォームコンテンツになっている。購買者は単純に製品に対する情報を提供するだけでなく、信頼性のあるコンテンツ提供者に進化することになる。

ユン代表によると、これまで消費者は、買わなければならない物、目的に焦点を置いたショッピングを中心に据えていた。だがスプレーはショートフォームコンテンツにより、SNSを見るように映像レビューを見て、嗜好や状況によって買いたい製品を自然に発見し、購買につながるようにする、というものだ。

今年4月に公開されたスプレーは、スタートからグローバルを狙った。ショートフォームコンテンツの特性上、言語の違いによる制限が少ないため、国境を越えて世界の潜在消費者との自由なつながりが可能だという判断だ。現在、欧州以外のすべての国でサービスをサポートしている。

インデントコーポレーションのユン・テソク代表©MONEYTODAY

◇月収2000万ウォンのレビューアー「信頼コマース時代を切り開く」

Vレビューとスプレーは、映像レビューを制作したクリエイター(レビューアー)の成果にふさわしい「収益」を保障することで良質のコンテンツが生産される構造を作った。レビューに接した消費者がその商品を購入すれば、レビューアーに補償金が支給される。

実際、スプレーを通じて数万ウォンから月収2000万ウォンを記録したレビューアーも登場した。インデントコーポレーションは「レビュー→購買→レビュー」で繰り返されるサイクルを通じて、消費者が製品に対して高い信頼度を持って購買できるよう支援する。

「レビューを見て購買するという一段階のサイクルで終わりではない。レビューを通じて発生した購買のレビュー、すなわち『レビューのレビュー』も抽出している。これはコマースの信頼度を高める基礎になる」。ユン代表はこう指摘する。

インデントコーポレーションはVレビューのグローバル拡張、スプレーの高度化のために現在100~150億ウォン規模のシリーズA投資誘致を推進中だ。第4世代コマース市場を開拓し、信頼できるコマース生態系を作るという目標だ。

ユン代表は「実際の購買者の経験を体験した後、購買につながる消費パターンが作られている。レビューの力が強くなり、われわれが考えていた生態系が実際に始まった。情報の深さと信頼度に集中するコマース時代を開いていく」と強調した。

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