2026 年 3月 15日 (日)
ホーム社会ラーメンも塾代も高すぎる…韓国の若者に重くのしかかる“物価の壁”

ラーメンも塾代も高すぎる…韓国の若者に重くのしかかる“物価の壁”

ソウル市内のコンビニで商品を整理するアルバイト従業員(c)news1

韓国で、物価全体の上昇は鈍化傾向にあるものの、若年層、特に一人暮らしの学生にとって生活の重圧はむしろ増している。ラーメンやキムチなど日常的な食料品に加え、教育費や就職準備費用も上昇し、若者の消費心理は中高年層より顕著に冷え込んでいる。

統計庁によれば、2025年のラーメン物価指数は前年比5.0%、キムチは11.5%上昇。冷凍食品や弁当、味付け海苔なども値上がりが続いており、若者の「食卓」は打撃を受けている。

教育関連では私大納付金や学生寮費、eラーニング、就職塾などの費用も軒並み上昇。これらは若者の生活費を圧迫し、収入の伸びが限定的な中で体感物価はさらに悪化している。

韓国銀行の調査では、全体の景況感は改善傾向にある一方、40歳未満では悪化。将来の賃金見通しも若者が最も低く、物価安定の恩恵を感じられない層が浮き彫りとなった。

専門家は、食品バウチャーや教育費支援など短期的な生活支援と、雇用拡大を軸にした中長期的対策の両立が必要だと指摘。政府も求職促進手当の増額や地域雇用支援金の拡充を進めており、世代間の生活実感のギャップ解消が課題となっている。

(c)news1

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