2024 年 12月 9日 (月)
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ユーチューブ“大酒飲み放送”に有害性はないのか…韓国政府がガイドライン

韓国のタレント、シン・ドンヨプさん(YouTubeキャプチャー)(c)news1

韓国政府はスルパン(酒+放送)がユーチューブで盛んになると、ガイドラインを設けるなど、メスを入れた。保健福祉省と韓国健康増進開発院は11月30日、「メディア飲酒場面ガイドライン」を従来の10項目から2項目を追加した12項目に改正した。

追加された2項目は▽飲酒行為を過度に映したり美化するコンテンツは年齢制限などを通じて子どもと青少年のアクセスを最小化しなければならない▽飲酒行為を過度に映したり美化したりする場面では、警告文などで飲酒の有害性を知らせるべきだ――という内容だ。

最近、スルパンはモッパン(食べる放送)に続き、ユーチューブの人気コンテンツに浮上した。

代表的なスルパンはシン・ドンヨプさんの「切ない兄さん」、ソン・シギョンさんの「飲むはずなのに」、イ・ヨンジさんの「用意したものは何もないが」などだ。

こうしたチャンネルの中には、人気グループのメンバーと酒を飲みながら対話を交わしたり、大酒を飲んだりすることで話題になり、高い再生数を記録するものもある。

韓国政府がスルパンに手をつけたのは、青少年がユーチューブにアクセスして、飲酒する姿を真似しているという判断のためだ。

これを放置すれば、飲酒を始める年齢がだんだん低くなるのはもちろん、今後、飲酒に伴う途方もない社会的費用が発生するので「年齢制限」、いわゆる「18禁放送」に指定するということだ。

(c)news1

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