
韓国のバス運転手が運転中にスマートフォンを操作している様子が映像に捉えられ、19日に韓国MBCが報じた。
映像は5月28日に済州島西帰浦市(チェジュド・ソギポシ)を走行中の市内バス車内で乗客が撮影したもの。
運転手は何度も視線を左に移し、運転席横に設置されたスマートフォンの画面を見ながらショート動画を操作。片手で運転し、もう片手で次々と動画をスワイプしていた。バスには当時10人以上の乗客が乗車していた。

撮影した乗客は「30分ほど乗っていたが、運転中ずっとスマートフォンをいじっていた」と証言。「バスが止まっている時や交通量が少ないときを狙っていたようだが、それでも非常に危険だと感じた。市民の命を軽視している」と批判した。
バス会社は「済州道庁の行政処分に従い、運転手を懲戒処分する」とコメントしている。
韓国ではバスやタクシーの運転手が運転中に映像コンテンツを視聴する行為は旅客自動車運送事業法に違反し、最大500万ウォン(約53万円)の過料が科される可能性がある。
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