2024 年 7月 16日 (火)
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ミヨン、スホ、キヒョン…ソロ活動アイドルはなぜ「清涼ロック」か

(G)I-DLE(ジー・アイドゥル)のミヨン©OSEN

(G)I-DLE(ジー・アイドゥル)のミヨン、EXO(エクソ)スホ、MONSTA X(モンスタエックス)キヒョン……。最近、K-POPアイドルグループのメンバーからソロデビューした歌手だ。「清涼なロック(rock)」。これが彼らの共通点だ。

(G)I-DLEのメインボーカルであるミヨンがデビュー4年目でリリースした初のソロアルバム「マイ(MY)」のタイトル曲「ドライブ(Drive)」は、軽快なバンドサウンドに、彼女の澄んだ高音が滑らかに駆け抜ける。イ・ミニョン(East West)とYeul(1by1)が共同作曲した。

EXOスホが先月リリースしたソロアルバムアルバム「グレイスーツ(Grey Suit)」の同名タイトル曲は、抒情的なバンドサウンドと力動的なストリングのラインが調和するプログレッシブ・ロックだ。153/Joombasのパク・スルギとOiが主軸となって作業した。止まってしまったかのような灰色の時間を過ぎ、再び出会った相手とともに次第に豊かになっていく。そんな感情を光と色に例えて歌った。

アルバムは、EXOのダンスミュージックとは異なる多様なロックサウンドで彩られた。

プロデューサー兼作曲家のパク・ムンチが参加した幻想的なモダンロック「モーニングスター(Morning Star)」▽パク・ムンチとバンド「バイバイ・バッドマン」のボーカルチョン・ボンキル(Gila)がコラボしたポップロック「ハードル」▽官能的なメロディーとホットなギターソロが印象的なオルタナティブブリットポップ「デキャンタ―(Decanting)」▽澄んだシロフォンの音とピアノの旋律が調和したモダンロック「イリ温(Bear Hug)」▽時計の秒針の音を表したギターサウンドが印象的なロックバラード「75分の1」――などが収録された。

EXO スホ(写真提供=SMエンターテイメント)©STARNEWS

MONSTA Xのキヒョンがデビュー7年目を迎えた3月にリリースした初のソロシングル「ボイジャー(VOYAGER)」の同名タイトル曲も、やはり清涼なロックバンドサウンドの曲だ。ドラムのサウンドが緊張感を高める。

SUPER JUNIOR(スーパージュニア)のリョウクが最近リリースした3rdミニアルバム「ア・ワイルド・ローズ(A Wild Rose)」のタイトル曲「今日だけは(Hiding Words)」。抒情的なバラードだ。ただファンの好反応を引き出している曲は、モダンロックの「私へ(To Me)」だ。

アイドルたちはソロ活動を展開するなかで、必然的にダンスとは異なるジャンルを模索する。そのなかで、なぜ彼らは「清涼感をもったロック」を選ぶのか。

ロックは、自らの意思、新たな旅立ちというものを盛り込むのに最適なジャンルだ。そのなかで強烈さより清涼さを前面に出すことにより、アイドルらしさを維持しつつ、より広く、オーディエンスにアピールすることができる。

ミヨンは日ごろ、R&Bジャンルに関心があったという。自身の普段とは異なる姿を見せるには、ロック風の「ドライブ」が合っていると考えた。ミヨンは最近のインタビューで「これまでとは違った姿をお見せしたかった。これまでやってきた音楽を休ませ、新しい姿を求めて『ドライブ』を選ぶことにした」と語っている。

ロックを通じて自身の新たなアイデンティティを模索することもある。「私のやりたい音楽ができてとても幸せでした。本当の私を探しているようだった」という。

MONSTA X(モンスタエックス)のキヒョン(写真提供=HANTEOチャート)©OSEN

本格的なロックを公開したアイドルもいる。

Mnetの人気サバイバル番組「プロデュースX101」で結成されたプロジェクトグループ「X1(エックス・ワン)」出身のチョ・スンヨン(WOODZ)は、最近リリースしたミニアルバム4集「カラフルトラウマ(COLORFUL TRAUMA)」全体をロックで構成した。タイトル曲「I hate you」はポップパンクだが、1曲目の「Dirt on my leather」はハードロックを主張する。

カナダ出身のポップパンクの象徴アヴリル・ラヴィーン(38)が2月、自身のアイデンティティを込めた正規7集「Love Sux」をリリースして韓国でも好評を得るなど、ヒップホップとK-POPの時代にロックは有効だ。

グループ「Miss A(ミス・エー)」出身の俳優スジが2月にリリースしたニューシングル「サテライト」は、ブリットポップらしいバンドサウンド風の曲であり、Mnet主催の10代オーディン「キャプテン」の優勝者ソン・スウが同月リリースしたファーストシングル「Love Me or Hate Me」はポップパンクジャンルの曲だった。

最近、アイドルが出演を好むYouTubeコンテンツ「it’s Live」は、K-POPダンス曲をライブで聴かせるプログラムだ。JYPエンターテイメントの「Stray Kids(ストレイキッズ)」のコンサート、YGエンターテイメントの「WINNER(ウィナー)」のコンサートは最近、バンドを中心にすえている。

中堅アイドル事務所関係者はこう見通す。

「バンドによるロックは、パフォーマーではなくミュージシャンに重きを置く。新型コロナウイルスが終息すれば、対面公演も次第に増える。アイドル―バンドの接点は、さまざまな形で増えていくだろう」

©NEWSIS

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