2024 年 2月 24日 (土)
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マイナージャンルだったBL(ボーイズラブ)、なぜ今ヒット? (2)

  現場ルポ  

「ブルーミング」に出演したチョ・ヒョクジュン(YOOBORN COMPANY)©STARNEWS

BLドラマで男性と男性が恋人になり、愛情問題で葛藤し、スキンシップを交わす。同性愛に対する偏見やセクシャルアイデンティティによる葛藤が中心であるクィア作品とも少し異なる。BLが、このようなテーマ意識に完全に背を向けているわけではないが、少なくともBLの世界観では、男性同士が心惹かれあうことは自然の現象だ。

BLドラマは今後も相次いで制作される見通しだ。

「セマンティックエラー」のヒットに続き、韓国大手映画投資配給会社NEWは「ブルーミング」を筆頭に、BLドラマ「タラバラム(追い風)」「ボナペティ(Bon Appetit)」「愛を運ぶトラクター」を順次、繰り出していく。

「ブルーミング」は、中国最大OTT「愛奇芸」(アイチーイー、iQIYI)や、日本の音楽・映像ソフト会社「NBCユニバーサルエンターテイメント(NBC Universal Entertainment Japan)」を通じて、公開される。

BLウェブドラマ「私の星へ」はシーズン2の制作確定後に放映を控え、韓国の電子書籍プラットフォーム「RIDI BOOKS」の人気BL小説「新入社員」「Bの恋愛」も映像化のニュースが伝えられている。ドラマ制作企業に本格的に参入した韓国ウェブトゥーン・小説コンテンツ制作会社「キダリスタジオ」も、映像化される自社BLウェブトゥーン目録を公開した。

新型コロナウイルスの感染拡大以降に急激に成長したOTT産業は、BLドラマの増加に影響を与えた。

視聴層の特定が難しいTVドラマとは異なり、OTTは好みに合った見たいコンテンツを選んでみることができるシステムだ。TVドラマよりターゲット視聴層を精巧に照準できるということだ。

BLが好きな利用者が「セマンティックエラー」公開後にWATCHAに押し寄せ、これに伴い「セマンティックエラー」はWATCHAの代表オリジナルコンテンツとなった。

あるOTT業界関係者は「映像コンテンツ市場でヒット作の偏向現象が減り、個人の好みを重要視する動きが増えてきている。マイナージャンルが力を得て、BLドラマもコンテンツの多様性再考に貢献した」と分析した。

©NEWSIS

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