2024 年 10月 8日 (火)
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ポケモンの次はクレヨンしんちゃん?

(三養食品提供)©news1

韓国で、ポケットモンスターに続き、今回はクレヨンしんちゃんが新しいトレンドとして浮上している。コンビニでは最近、クレヨンしんちゃんの「発注戦争」が繰り広げられている。消費者はポケモンパンを求める時と同じようにコンビニを歩き回りながら「クレヨンしんちゃんマイキーリング」ゼリービンズを探している。

コンビニ業界関係者によると、別名「クレヨンしんちゃんキーリング」と呼ばれるゼリービーンズ製品の発注が難しい状況だ。GS25は5月に最初の発注が始まり、25万個がすべて売れて、発注が中断されている。このため第2次物量を確保し、追加発注を進める計画だ。

セブンイレブンもやはり5月10日ごろ入荷したが、発注できたり、できなかったりする状況だ。キーリングゼリービーンズやクレヨンしんちゃんプリファーズなど、クレヨンしんちゃんの関連商品のすべてに人気が集っている。

三養食品の「クレヨンしんちゃん」スナックも思いがけない特需に恩恵を受けている。

平均的に月額3億ウォン台の売り上げを記録するクレヨンしんちゃんは、4月に5億4000万ウォン、5月に8億ウォンを記録して売り上げが急上昇した。昨年同期よりそれぞれ63.6%、135.3%成長した。

三養食品のクレヨンしんちゃんの売り上げ上昇は、2月に再発売されたポケモンパンの「ティブティブシール」の人気と並行している。

クレヨンしんちゃんは、ポケモンパンの再発売に先立ち、昨年11月にティブティブシール第1弾「世界旅行シリーズ」を入れてクレヨンしんちゃんを発売したが、大きな反応はなかった。

ところが今年3月末からティブティブシール第2弾「職業旅行シリーズ」を入れたクレヨンしんちゃんが大ヒットした。ポケモンティブティブシールの人気が絶好調だった時期に、消費者が比較的手に入れやすいクレヨンしんちゃんに目を向けたのだ。

韓国の在来コンビニ・CUはクレヨンしんちゃんを販売してこなかったが、先月16~20日にはメンバーシップアプリ「ポケットCU」を通じて1日800個ずつ、4000個を限定数量で販売したところ計3分で「完売」となった。同じく在来コンビニのGS25によると、クレヨンしんちゃんの販売量は前年より197%増えた。

業界関係者は「ポケモンのように、クレヨンしんちゃんを通じてノスタルジーを感じる2030世代(20~30代)が多いようだ」と分析する一方で「ポケモンパンのように人気が長続きするか見守る必要がある」と指摘した。

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