2024 年 6月 13日 (木)
ホーム社会ホットカーペット1枚でしのぐソウルの寒波 (下)

ホットカーペット1枚でしのぐソウルの寒波 (下)

考試テルの老朽化した天井板が落ちて、建物3階のコンセント配線が見える(c)news1

韓国の寒い冬、考試テル(考試+ホテルの合成語。2畳程度で仕切った宿泊施設)の厳しい状況に負けず劣らず、福祉サービスの複雑さもチャさんらホームレスを苦しめる。

ソウル駅のホームレス、基礎生活保障受給者、少し障害のある人……。チャさんが住む考試テルには、こうした社会的弱者たちが韓国政府の支援を受けて生活をする。

チャさんも政府から家賃30万ウォン(約3万円)の支援を受けてチョッパンを離れた。だが、それ以外の福祉の恩恵は受けられていない。

こうした人々が必要な支援を受けるためには別途の申請が必要であるためだ。自ら申請手続きを取り、支援にたどり着く人はごく少数だ。

端的な例として、基礎生活保障は受給権者本人や親族、その他の関係者が申請できる。社会福祉専担公務員が職権を使って申請することも可能だ。だが、ホームレスを含む大部分の人にとって、こうした申請手続きそのものが複雑で、手に負えない。

それゆえ、専門家の間には、毎年一定の時期が来れば、基礎生活保障受給者らに関する手続きを一括で、自動的に進めることができるようなシステムが必要だ、という指摘が出ている。

(c)news1

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