2024 年 12月 3日 (火)
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プラスチック廃棄物「無限リサイクル」…韓国で総合団地、起工式

SKジオセントリックのナ・ギョンス社長(SKジオセントリック)(c)MONEYTODAY

韓国化学大手のSKジオセントリックの野心作である「蔚山(ウルサン)ARC(Advacned Recycle Cluster)」がくわ入れした。2026年に商業稼動を開始した後、年間営業利益3000億ウォン水準の実績を上げるという目標だ。

SKジオセントリックは15日、SKイノベーション蔚山コンプレックス(CLX)で「蔚山ARC」起工式を開いた。蔚山ARCはCLX内の21万5000平方メートル敷地に建設する世界初のリサイクル総合団地だ。

投資金は計1兆8000億ウォンだ。年間32万トン規模の廃プラスチックリサイクルが可能だが、これは国内で1年間焼却または埋め立てられる廃プラスチック(350万トン)の9%に当たる。世界3大化学的リサイクル技術である▽熱分解▽高純度ポリプロピレン(PP)抽出▽ペット(PET)解重合を1カ所で実現する。

2025年完成後、2026年から本格的な商業生産に入る。

SKジオセントリックのナ・ギョンス社長は14日、ソウルSKグリーンキャンパスで開いた記者懇談会で「蔚山ARCは商業稼動時点で年間売上額が7000億ウォンを上回り、営業利益が2500億~3000億ウォンに達すると推定している」と明らかにした。

(c)MONEYTODAY

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