2024 年 10月 8日 (火)
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ビルボードチャートの軌跡 [KWレポート] K-POP:グループ→ソロへの挑戦 (3)

ワンダーガールズ(写真=JYPエンターテインメント)(c)NEWSIS

世界的に知られる米ビルボードチャートは、1894年に創刊した米音楽雑誌「ビルボード」が発表するポピュラー音楽の人気ランキングだ。ビルボードチャートは1956年にスタートし、世界のポップミュージックの流れを知る尺度と言える。

ビルボードチャートの中でも、「HOT100」はフィジカルシングル(CDやDVD、レコード、カセットテープなど)やデジタル音源販売量、ストリーミング数値、ラジオ・エアプレイ数値、ユーチューブ再生数などを計測し、総合的に数値化する。

ポピュラー音楽の各ジャンルで分け、毎週数十種余りのチャートを発表する。

このうち「HOT100」とメインアルバムチャート「ビルボード200」が2大チャートだ。

◇K-POP「ホット100」初入りは2009年ワンダーガールズ

「HOT100」で、最も存在感を示したアーチストは、1960年代を中心に活動した英ロックバンド「ビートルズ(The Beatles)」で、計20曲が1位に輝いた。

アジアの歌手という枠組みでは、1963年に日本の歌手、坂本九(1941~85)の「SUKIYAKI」(邦題「上を向いて歩こう」)が1位を占めた。

在米韓国人2人が中心の米ヒップホップグループ「ファーイースト・ムーヴメント(Far East Movement)」が「ライク・ア・G6(Like a G6)」で2010年10月に1位になったこともある。ただし、米国で製作されたアルバムであり、「アジアの音楽」に分類するのは難しいだろう。

K-POP歌手の中で初めてランクインしたのは2009年、韓国出身の4人組女性アイドルグループ「ワンダーガールズ(Wonder Girls)」の「ノーバディ(Nobody)」(76位)だ。

(つづく)

(c)NEWSIS

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