2024 年 7月 24日 (水)
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ネットフリックス、料金安い海外からの迂回接続を遮断

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米動画配信大手ネットフリックス(Netflix)が「漏れ出るお金」に歯止めをかけ始めた。今年の第1四半期(1~3月)に、11年目にして加入者純減を記録して株価が暴落したのに続き、収益性の見通しも否定的な評価が続いたことによる対応だ。

最近はVPN(仮想私設網)などで居住地域外の他国のネットフリックスサービスを利用する「迂回接続」の遮断に拍車をかけている。安価な料金などを理由に海外ネットフリックスのアカウントを「長期間前払い」していた韓国内ユーザーは「最近遮断された」と泣きべそをかいている。

韓国のオンラインコミュニティやネットフリックス利用者コミュニティなどによると、トルコのアカウントを使ってネットフリックスを視聴していた韓国のユーザーが4月初めから相次いで「アカウントが遮断された」という書き込みをしているという。

彼らがネットフリックスのトルコアカウントを利用しているのは、料金の違いのためだ。

韓国の場合、「プレミアム」の月額料金が1万7000ウォンだが、トルコでは約5000ウォンで「プレミアム」料金制が利用できる。これはネットフリックスが進出国ごとに物価水準と収益構造、市場戦略などによって異なる料金を策定したことによる結果だ。さらにトルコの経済不安によりトルコリラ(TRY)の価値が暴落したのも安い料金の背景になった。

ユーザーはVPNアプリケーションを利用して料金が最も安いところにIPアドレスを移し、現地通貨で決済する方法を取ってきた。トルコ以前にも、韓国内ユーザーはより安価なネットフリックスアカウントを探し、アルゼンチンやインドなどを転々とする「コンテンツ遊牧民」になることをいとわなかった。

(ポータルサイト画面)©MONEYTODAY

特にトルコの場合、韓国内では未発売の「ネットフリックスギフトカード」を販売しており、このカードのコードを韓国内オンラインマーケットで販売する事例も多かった。「遮断」のニュースが伝わったが、依然としてポータルで「ネットフリックストルコギフトカード」を検索すれば、販売情報を簡単に探すことができる。

ただ、「迂回接続」はネットフリックスは原則的に認めていない。2016年の段階で告知しており、違反事例を摘発するとアカウントを遮断する。さらに、海外アカウントの場合、韓国内に導入していない「前払い」が可能であるため、高額な長期利用権で決済した韓国内ユーザーはより大きな被害にさらされる可能性がある。

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