韓国政府はこのほど、農業と製造業、情報技術(IT)産業中心の成長ルートを越え、未来産業中心の成長動力である「新成長4.0戦略」を推進すると発表した。
具体的には新技術・新日常・新市場の3大分野で15大プロジェクトを推進する。これまでの政府主導による産業育成から脱し、民間中心で推進する。
政府のプロジェクトが順調に進めば、2026年にはロボットとドローン配送など物流サービスが全国的に拡大する。
新型コロナウイルス感染拡散ですでに配達流通体系が定着。早朝配送を越えて、より速い配送時代が開かれると予想される。人工知能(AI)などを活用した釜山(プサン)港新港(2026年)と鎮海(ジンヘ)新港(2029年)がスマート港湾として構築されれば、スマート物流サービスがさらに加速する。
四季折々、いつでも高品質の農・水産物を食卓で味わえるようになるかもしれない。光と温度、湿度など、植物が育つのに必要な環境を情報通信技術(ICT)とモノのインターネット(IoT)などと融合させ、農業技術として活用するスマートファームも積極的に推進される。
スマート養殖やフードテックなど食品分野が発展し、食生活がさらに豊かになるとみられる。エネルギー電力網など、生活に密接な多様な分野でデジタルと融合した発電も想定される。
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