韓国通信大手KTが自社のOTT「seezn(シーズン)」を料金制の特典から除外し、seeznのメンバーを対象に人事説明会を進めるなど、CJ ENMの「TVING(ティービング)」との合併作業に本格的に取りかかった。現在、両社は公正取引委員会の企業結合審査を待っている。
KTは9月1日から一部料金制特典の中でseeznの新規加入を中止する。
これまで9万ウォン以上の高価型「5Gチョイス」料金制に加入すれば、OTT、音楽配信サービス「Genie Music(ジニーミュージック)」、読書プラットフォーム「Millie(ミリー)の書斎」などの特典を選んで利用することができた。しかし来月からチョイス料金制の特典でseeznを選択できなくなるわけだ。
「LTE Y軍人プラス」(現役軍人のためのデータ・音声・文字の無制限の恩典)料金制に加入する時も同様にseezn特典を選択できなくなる。ゲーム、Genie Music、seeznなどが提供されていた付加サービス「seeznチョイス」でもseezn特典新規加入が中止される。
ただし、今月31日までに加入した利用者は特典をそのまま利用できる。特典を変更した後は、シーズンの特典を再び選択することはできない。
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