◇住居環境の革新:新都市の交通問題を解決…生活の質の向上
首都圏と地方の交通格差を解消するため、地方大都市圏でもGTXと同じ水準のサービスを享受できるよう、広域急行鉄道(x-TX)を導入する。
大田-世宗-忠北広域鉄道は、広域急行鉄道先導事業(CTX・仮称)に選定・推進し、釜山、蔚山、慶尚南道、大邱、慶尚北道、光州、全羅南道など他の圏域も地方自治体と協議し急行鉄道で推進が可能な路線を選定する計画だ。
国土交通省は新都市の交通の不便地域には圏域別オーダーメード型対策を推進する。
金浦ゴールドラインの車両増便など、短期混雑緩和対策を手始めに、首都圏住民の通勤不便を解消するため、主要圏域別に広域バス車両を増やし、起・終点を多様化する。また、オリンピック大路に時間制バス専用車路を段階的に導入するなど、通勤交通対策を実施する。
2階建ての電気バスと広域DRT(Demand Responsive Transit)の拡大、急行バスの導入、座席予約制の首都圏全域の拡大など、広域バスの利用便宜も持続的に高めていく。
◇空間革新:鉄道・道路の地下化…都市空間の再構築
国土交通省は2025年1月の「鉄道地下化特別法」施行に合わせて下位法令を整備し、地下化総合計画を策定するなど鉄道地下化推進基盤を完備する。
特に、鉄道地下化事業の成功モデルとするために地方自治体が提案した事業の中で計画完結性が高い区間は先導事業に選定し、総合計画策定前から基本計画の策定に着手する。
高速道路の渋滞問題を改善するための地下高速道路事業も本格化させる。首都圏第1循環(民間資本)、京釜、京仁は事業手続きを迅速に進め、2026年から段階的に着工する
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