ソウル汝矣島(ヨイド)漢江(ハンガン)公園で10月7日に開かれるソウル世界花火大会を控え、近隣ホテルの宿泊代が600万ウォン(約66万円)台まで急騰。一部消費者の間では「ぼったくりではないか」といった批判も出ている。
汝矣島にある5つ星ホテル「フェアモントアンバサダーソウル」では現在、高層階の客室タイプが300万~600万ウォン(1ウォン=約0.1円)で販売されている。最も低層階の客室で朝食を含む場合、付加価値税別で1泊価格が65万ウォンからだ。
ただし、高層階の客室を予約しても花火の眺めが保障されるわけではない。ホテル関係者は「花火を楽しめるかどうか、気象状況などによって変動する可能性がある」と説明している。
汝矣島にある5つ星ホテル「コンラッドソウル」は大人2人で標準的な朝食、夕食を含めたパッケージの1泊価格が126万ウォンだ。付加価値税10%を加えれば138万ウォン台になる。
普段の土曜日が50万~60万ウォン台であることを考えると、2倍以上だ。同ホテルも漢江の眺めは可能だが、花火の観覧は保障できないと案内している。
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