ソウル市は12日、電気自動車利用者の不便解消と充電サービス向上のため、携帯電話1台で充電料金を決済する「QR簡便決済方式」を導入すると明らかにした。ソウルエネルギー公社所有の充電器と急速充電器400個に優先的に適用し、10月までに2100個に拡大する計画だ。
利用者は携帯電話のカメラで充電器のQRコードを読み取るだけ。Tマップ・カカオナビなど希望するモビリティ会社を選択し、加入や決済手段を登録すれば、サービスをすぐに利用できる。充電事業者加入会員は、このアプリケーション(アプリ)に自動的に接続され、料金を決済することができる。
市の関係者は「これまで電気自動車利用者は個別に充電事業者会員カードを5~6枚発給してもらったり、個別のアプリをダウンロード後に料金を決済する不便さがあった。充電事業者別モバイルアプリサービスなどに加入しなければ費用を決済できなかった」と語り、今回のQR決済導入の背景を説明した。
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