
ソウルの人気エリア聖水(ソンス)にあるデザート特化型コンビニが、外国人観光客の新たな訪問スポットとして急速に存在感を高めている。
「CU聖水デザートパーク店」は、コンビニ大手BGFリテールが2月にオープンした店舗で、「Kデザートのグローバル化」を掲げた実験的なコンセプト店だ。
開店から4月5日までの売り上げを分析した結果、外国人による決済比率は全体の32%に達した。全国平均の約2%と比べて15倍以上にあたり、明洞や弘大といった主要観光地を上回る水準となっている。
店内では一般店舗より約30%多いデザート商品をそろえ、人気商品を集めたキュレーションゾーンも設置。SNSで話題となった商品を目当てに訪れる外国人観光客が後を絶たない。
特に人気を集めているのは、ドバイ風のもちもちとした餅スイーツ、延世(ヨンセ)牛乳クリームパン、フルーツスムージーなどだ。
中でもスムージーは、カップ入りフルーツを機械に入れるだけで約1分で完成する手軽さと低カロリーが評価され、冬でも1日120杯を販売。3月には3000杯以上が売れた。
さらに、韓国定番のバナナ味牛乳やメロン味クリームパンも外国人観光客から高い支持を得ている。
こうした人気の背景には、YouTubeやSNSを通じて広がった「韓国コンビニ文化」がある。旅行前に情報を得た外国人が実際に店舗を訪れ、その体験をレビュー動画として投稿することで、さらなる来店を呼び込む好循環が生まれている。
業界では、外国人客は重要な成長エンジンとされており、客単価も韓国人より20%以上高いとされる。CUは今回の成功を踏まえ、デザート特化型店舗の拡大を進める方針だ。
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