
ソウル・聖水洞に開設された「SUMADORI-BAR ポップアップ in ソウル」は、日本のアサヒビールが提案する新しい飲酒文化「SUMADORI(スマドリ)」を体験できる空間だ。
スマドリとは「スマート・ドリンキング」の略。酒を飲む人も飲まない人も、自分の体質や気分に合わせて主体的に飲み物を選び、互いを尊重し合いながら一緒に過ごす文化を意味する。この文化の普及を目指して、アサヒビールは広告大手の電通グループとともに「スマドリ株式会社」を設立した。
7月18日にはオープンを前に記者向けの内覧会が開かれた。空港をコンセプトにした空間で、参加者はパスポート型のキットを受け取り、各体験コーナーでスタンプを集めていく形式だ。
最初のコーナーは「アルコール反応パッチテスト」。腕に貼るパッチで自分のアルコール分解能力を簡易的に確認できる。続いて「スマドリQ」では4つの質問に答えることで自分の飲酒傾向を把握できる。最後の「カクテルテスト」では、その日の気分や好みに応じておすすめのカクテルが提案される。
提案されたカクテルは2階のラウンジで試飲できる。バーテンダーが常駐し、参加者の診断結果をもとにオリジナルカクテルをその場で提供する。すべて3.5%以下の低アルコールまたはノンアルコールで構成されており、健康志向にも配慮されている。
ポップアップは7月31日までソウル・聖水洞で開催されている。
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