2024 年 10月 13日 (日)
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ソウルに新たな“感性の名所”…注目の4カ所 (上)

新堂洞カクテルバー酒神堂。十二支神と伝統酒を組み合わせてストーリーテリングした(ソウル観光財団提供)(c)news1

ソウルで最近、城北川(ソンブクチョン)、新堂洞(シンダンドン)、青坡洞(チョンパドン)、回基洞(フェギドン)の4カ所で「隠れていた魅力と物語」が再発見され、新たな感性の名所として浮上している。

◇河川沿いに思索しやすい城北川

城北川は長い間、城北洞の人々の生活基盤だった。城北川は北岳山から湧き出て、城北洞と安岩洞(アナムドン)を経て、清渓川(チョンゲチョン)に合流する。城北川の散策路は華やかな風景より、細かな趣が目立つ道だ。

漢城大入口(ハンソンデイップク)駅~誠信女子大入口(ソンシンヨデイップク)駅~普門(ポムン)駅~新設洞(シンソルドン)駅につながる城北川一帯に店がある。複雑な繁華街を避け、静かな雰囲気を楽しむために訪れる人が増えている。

ルポンの内部の様子(ソウル観光財団提供)(c)news1

ワインが好きだったり、新たに趣味としてワインを始めたいと考えたりする人なら、城北川近くにある「ルポン(LE PONT)」というワインショップがおすすめだ。ワインボトルショップを中心に運営されており、ナチュラルワインをはじめとするさまざまな商品を取り扱っている。

平凡な住宅街の路地の間に隠されたグルメとカフェがある青坡洞(ソウル観光財団提供)(c)news1

◇占い師が多かった新堂洞、MZ世代の名所に

村に神堂(寺社)が多いことから名づけられた新堂洞。朝鮮時代・漢陽(ハニャン)の四小門(四大門の間にあった小さな門)である光熙門(クァンヒムン)と関係が深い村だ。朝鮮時代には光熙門を通じて、亡くなった人々を都城の外に移し、その街角にあった新堂洞付近に亡者の魂を称えるための巫女の家が増えた。

最近、新堂洞は“ヒップ” 党洞と呼ばれるほど注目されている。ソウル中央市場にある美味しい店がユーチューブで紹介されて有名になり、市場周辺のサジョン通りには特色のある店ができた。新堂駅周辺を訪れる人は急速に増えている。

「サジョン」とは米と穀物を売る店を指す。米倉庫をリモデリングしたカフェ、レストラン、セレクトショップ、居酒屋など、多様な店舗が入った。

(c)news1

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