2024 年 7月 27日 (土)
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スーパー1位狙うロッテ…100社余のパートナー会社呼んだ理由

ロッテマート・スーパーが8日午後3時ごろ、ソウル市松坡(ソンパ)区ロッテホテルで「The New Lotte Grocery Day」を共同開催している(写真提供=ロッテショッピング)(c)MONEYTODAY

韓国のロッテマート・スーパーが100社のパートナー会社を招待し、新しい成長ビジョンとグローサリー運営の方向を提示する場を用意した。統合作業で「One team」になったロッテマート・スーパーでライバル会社を跳び越える「グローサリー1番地」に跳躍するという構想だ。

ロッテマート・スーパーは8日午後3時ごろ、ソウル市松坡区のロッテホテルで「The New Lotte Grocery Day」を共同開催した。カンファレンスにはハリム(Harim)・毎日乳業・南陽(ナムヤン)乳業などロッテマート・スーパーとコラボする100社余りのパートナー会社CEOと担当役員が参加した。

◇「一人で行けば早く行き、一緒に行けばもっと遠くに行ける」

カンファレンスはロッテマートとスーパーの成長ビジョンとグローサリーの運営方向をパートナー会社と共有するために開催された。従来は別途に運営されていたロッテマートとスーパーのソーシング・商品コードなどを統合し、より効率的な運営が可能になったが、統合以後の戦略をパートナー会社と共有することでパートナーシップを強固にし、ともに成長しようという趣旨だ。

ロッテ流通群のキム・サンヒョン総括代表(副会長)は挨拶で「『一人で行けば早く行き、一緒に行けばもっと遠くに行ける』ということわざがある。経済状況の悪化で危機が長期化しているが、ワンチーム・ワンマインドでニュー(New)ロッテ流通とパートナー社が共に手を組めば危機をチャンスに変えることができるだろう」と話した。

ロッテマートのカン・ソンヒョン代表とロッテスーパーのナム・チャンヒ代表から発表があった。

二人はロッテマートとスーパーの未来ビジョンと統合戦略を紹介した。既存のロッテマートとスーパーは別々にスタートした法人のため、類似の業務を重複して遂行しなければならないという大きな非効率をもたらした。したがって、これを統合して重複業務を減らし、相乗効果を高めることで究極的には「グローサリー専門ストア」に転換するということだ。

◇商品コードの統合

ナム代表は「マートとスーパーソーシングを統合した成果物として出てきたコンテンツを持って、今まで見られなかったグローサリー専門ストアを作る。商品はより新鮮で、デイリーフーズは手間をかけずに『オンマ(母)の味』を楽しめるようにするという2つの戦略を通じて商品を増やす」と話した。

商品コード統合作業も進める。商品コードを統合することになれば、統合発注と商品管理、データ分析などの業務が可能になり、パートナー会社の立場からも一元化された商品管理で業務効率性を高めることができるためだ。

カン代表は「今まではチャンネルが分かれていたのでパートナー社も煩雑さが多かったが、その部分をワンチームソーシングを通じて解消し、私たちもマーチャンダイジング(商品化計画)の質的な力を育てようとしている。以前は両社が同じ商品を販売するのも難しく、イベント開催も困難だったが、そのような点を、今後は顧客に寄り添うフォーマットに変えていく」と説明した。

(c)MONEYTODAY

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