
韓国のある新入社員が「左手にスプーン、右手に箸を持って同時に使って食事をしていたところ、会社の上司から注意を受けた」とする投稿がSNS上で話題となり、ネットユーザーの間で「食事マナーとは何か」を巡る議論が巻き起こっている。
投稿者は20代前半の会社員で、8月6日、オンラインコミュニティに「両手で食事するのは無作法なんですか?」とのタイトルで自らの経験を投稿した。彼は「私は左手にスプーン、右手に箸を持って食べる。音を立てたり、麺をすすったり、くちゃくちゃと食べたりは絶対にしない」と説明した。
しかし、会社の昼食時にこの食べ方を見たチーム長から、「子どもでもあるまいし、なぜそんな食べ方をするのか。家で習わなかったのか」と叱責されたという。投稿者は「非常に傷ついた」と心情を明かした。
この投稿にはネットユーザーからさまざまな反応が寄せられた。批判的な意見としては、「上司が面と向かって言ってくれるだけマシ。普通は陰で悪口言われる」「見た目が良くない。マナー違反だと思う」「左隣に座った人が手を動かしづらくなる」「会社では控えた方がいい」「公共の場では相応しくない」といった指摘が相次いだ。
擁護する声も根強い。「汁が垂れるのが嫌でスプーンで受けてる。衛生的だし静か」「両手を使って上品に食べる方が、一方で派手に音を立てて食べる人より教養あるように見える」「なぜ両手が問題なのか理解できない」「箸をきちんと持てないよりずっといい」「テーブルにこぼすよりよほどマナーが良い」との意見も多数寄せられた。
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