
金価格が高値を更新する中、韓国で安全資産を求める動きが強まり、金や銀の販売がホームショッピングやコンビニエンスストアで相次いで完売している。高額商品にもかかわらず、30~40代の購入が目立つ点も特徴だ。
流通業界によると、ロッテホームショッピングが2025年10月からモバイル生放送で展開する金・銀関連番組は、最近の注文額が従来の4倍以上に増えた。1000万ウォンを超える50グラムのゴールドバーや、600万ウォン台の1000グラムのシルバーバーは、放送のたびに売り切れる。購入者の半数以上は30~40代で、無利子分割払いの利用も増えているという。同社は「ネックレスや指輪など宝飾品より、ゴールドバーやシルバーバーといった実物資産型商品の比重が高まった」と説明する。
今年に入り、金と銀の需要は大きく伸びた。ホームショッピングに加え、コンビニ各社でも販売が活発化している。2025年12月のロッテホームショッピングにおける純金・銀の注文額は120億ウォン、注文数量は1万点に達した。2026年1月に入ってからは、金額、数量ともに30%以上増加した。21日に放送した50グラムのゴールドバーと1000グラムのシルバーバーは、55分で用意した分がすべて売れた。
現代ホームショッピングも、テレビとモバイル生放送での金・銀関連番組の比率を約25%拡大した。平均売上高は前年同期の約2倍となり、25日夜に放送した24金ジュエリーは1回で売上高20億ウォンを記録した。
コンビニ大手GS25は、旧正月向けに馬をモチーフにした「赤い馬」ゴールドバー4種(3.75~37.5グラム)と、1000グラムのシルバーバーなど計18種を展開した。37.5グラムのゴールドバーは1010万ウォン、1000グラムのシルバーバーは630万ウォン台と高額だが、予約販売分の大半が売れた。9~27日の事前予約期間だけで約8億3000万ウォンの売り上げ高を上げ、最も選ばれたのは最高価格の37.5グラム商品だった。
業界では、景気の先行き不透明感が強まる中、投資や資産保全を目的とした需要が拡大したとみる。金や銀は供給元が限られるため、各流通チャネルで品薄が同時に進む点も今回の特徴だ。
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